お知らせ

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クリーニング事故の多い新素材について

日ごろのご利用誠に有難うございます。昨今、ファッションの多様化が進むにつれ
目先のデザインのみを優先した、いわゆる「クリーニング処理に耐えられない衣服」
が数多く登場しています。最近の新聞やテレビなどの報道でも取り上げられ、
問題になっております。

最近事故の多い新素材

品物・素材名	特徴	洗濯した後に起こる事例
合成皮革	ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂などをニットや布地にコーティングしたもので概観上皮革に見せかける素材。耐久性は２～４年ぐらい。	洗濯後の時間経過による樹脂のはく離など(耐久性は２～４年ぐらい)
リヨセルテンセルポリノジック等	セルロース(植物の根やくきを溶かして繊維状に加工した物)再生(リサイクル)繊維。摩擦や水に弱い。	毛羽立ちや白色化が起こりやすい光沢が失われたり、形くずれや風合いが損なわれることが多い
シワ加工プリーツ加工	熱によって加工した繊維素材。天然素材(綿・麻など)はシワ加工が取れやすい傾向がある。その製品に不適合な加工をされた製品が多く出回っている	加工の弱い物は洗濯後、シワが、取れるのびるなど
カシミヤアンゴラアルパカなど	獣毛繊維　保湿性吸湿性がありしわになりにくい反面、水によって収縮し、手触わりが硬くなる寸法が短くなる。また、虫に食われやすい。	擦れによって毛玉になりやすい。

お願い

1.異なる素材を組み合わせた複合素材が多く流行している為、衣料品についている取扱い絵表示(家庭用品品質表示にもとづく表示)はドライ水洗い処理の可否と溶剤の種類を表示してありますので外さないようにしてください。

2.ビーズ、鏡、スパンコール、プラスチック玉、模造真珠、金属片等々あらゆるものが衣料の装飾として縫付けや貼り付けで使用されておりますが破損や溶剤はく離が多いのでクリーニングできないものがあります。

3.お客様が行った染み抜き、漂白などによって収縮、変色、退色などをおこしたクリーニングは受付をお断りする事もあります

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